転勤族がマイホームを買うなら、地元 or 今住んでいるエリアに買うしかないと思っていませんか。
いいえ!実はそんなことはありません。
実際うちはいろいろと検討した結果、地元でも何でもない「第3のエリア」を定住先に選びました。
でも土地勘のないエリアにマイホームを買うって、正直不安もありますよね…
そこで今回は、うちが地元でもないエリアを定住先に選んだ理由や、物件をどのように探したのか?などの体験談をご紹介します。
目次(気になるとこをタップ)
地元でもないエリアを定住先に選んだ理由
転勤族のわが家が地元でもないエリアをマイホームの場所に選んだ理由は、以下のとおりです。
- 売ろうと思ったら売れる場所
- ハザードマップ上、安全なところ
- 子供たちの教育のしやすさ
- 実家との距離
- 夫が転勤してきたら通勤圏内である
特に「売れる立地」「ハザードマップ」「子供たちの教育」はかなり重視しました。
その上で、地元ではないものの実家と行き来しやすいエリアであるとか、夫が転勤になったら通勤圏内であるか?などを加味して候補地を絞りこんでいった形です。
この上で、現実的に購入できる物件を探していきました。
sonic
もちろん夫はマイホームからは通えないので「単身赴任」前提ですけどね。
土地勘のないエリアに、実際に住んでみた感想
土地勘のないエリアにマイホームを購入してみて3年。実際にどうだったか?正直にお伝えしたいと思います。
買うまでが大変だった
住んでみて、というよりまずは買うまでがものすごく大変でした。
というのも今住んでいるエリアとは別の場所ということで、気軽に内覧も行けないのはきつかったです。
不動産屋さんから定期的に物件情報を送ってもらい「これだ……!!」と思って内覧の予約したものの、先に他のお客さんに買われてしまったりとかね。
また、うちが買ったのは建売住宅だったので、引き渡しまでの期間が短かったのもネックでした。
こんなにも期間が短くなかったら、全国どこからでも利用できて、金利も低いネット銀行の住宅ローンを利用しようと思ってたのに…
結局、決済までに間に合うように審査してもらう必要があったので、実店舗型の銀行から住宅ローンを借りることにしたのですが、この銀行が
今住んでいるエリアでは対応していない!
なんてことが起きると、住宅ローンの契約のためだけに銀行のあるところまで行くこともありました(。-∀-)
友人がいない問題
実際に住んでみての感想ですが、
ランチできるほどのママ友はできてきません。
知り合いもいないエリアに転勤したときと、同じような状況にはなっています。
とはいえ、これは私自身の性格的なところもあるだろうし、今は仕事が忙しいので別にいっか…とは思っていますけどね(笑)
基本的にずっとワンオペ。働き方もセーブしたまま
地元以外のエリアを選んだので、実家にもなかなか頼りづらく、基本的に24時間ずっとワンオペ状態です。
私が体調を崩したら家庭がまわらないので、働き方も無理できず扶養内フリーランスのまま在宅ワークで細々と仕事をしています。
正直、もっと実家の近くだったら思い切って働きに出られたかなぁ…
とは正直思いますけどね。
もし地元以外のエリアをあえて選ぶなら、その点は覚悟しておいた方がよいかもしれません。
sonic
私がすぐに働きに出られないことを想定して、マイホームの予算額はおさえめにしたので家計的には大丈夫ですが…やはり将来のことを考えると、働きに出た方がいいのかなと葛藤中です。
土地勘のない場所の物件を探す3つのコツ
地元でも何でもない、土地勘のない場所の物件をどうやって見つけたのか?うちが意識したことは次の3点です。
- Google Earthやハザードマップをフル活用
- 実際に購入エリアにある不動産屋に出向いて情報収集
- 何箇所か候補地を絞り込んで物件を探す
今はネットで情報収集できることも多いので、物件の情報や航空写真、ハザードマップ等を調べて候補地を絞り込んでいきました。
その上で最後に決め手となるのは、やはりアナログな情報です。
実際に購入希望エリアに出向き、不動産屋さんに聞いたり車で回ってもらいましたね。
とはいえ、物件探しは意外と時間がかかりました。常に情報をチェックしておくと、掘り出しものを見つけたときにいち早く動けるし、相場感もわかってくるようになるのでおすすめです。
転勤族が家を買うなら地元以外の選択肢も「あり」
今回は転勤族であるわが家が「住んだこともないエリア」を定住先に選んだ理由について紹介しました。
地元でも居住エリアでもなんでもない場所を選んだわけですが、帯同しながらずっとワンオペで暮らしていたころと比べると生活の質はかなり上がったので、とっても満足しています(笑)
転勤族の定住先といえば、地元や居住エリアを選ぶ方がほとんどですが、他のエリアを選んだって大丈夫ですよ!
今回の記事が参考になれば幸いです。
なお、当サイトでは転勤族のマイホーム購入に役立つ情報を発信しています。よかったら他の記事もご覧ください。