転勤族が中古マンションを買う場合のメリット・デメリットを解説します

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よく「転勤族は家を買わない方がいい」といわれていますが、転勤族だってマイホームほしいですよね。

実際に転勤族でもマイホームを買って大丈夫です!

とはいえ、途中で転勤の辞令が下りたらどうするんだ…なんてこともありまえますよね。

そこで、もしマイホームを売却する可能性を考えるなら、一番売りやすいとされる「中古マンション」がおすすめ!

今回は、住宅ローンアドバイザーの資格も持つFPが、転勤族が中古マンションを買う場合メリットやデメリットを解説します。

中古マンションを買おうか迷っているけれど、このまま買っても大丈夫かな?と悩んでいるなら、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

中古マンションを買う場合のメリット

中古マンションを買う場合のメリットは、主に以下の2つです。

  1. 中古マンションは売りやすい
  2. 貸すという選択肢もあるにはある

1. 中古マンションは売りやすい

私が中古マンションを推す一番の理由は「売りやすさ」にあります。

というのもマンションには以下のような理由で売りやすいと言われているんですよね。

  • どの世帯にも需要のある間取り
  • 立地がいい場合が多い

さらに、新築マンションと比べて中古マンションには

新築特有の広告費が上乗せされていない

という点もあるので売りやすいといわれています。

(もちろん、すべての物件が当てはまるとは限らないですが…)

そもそもマイホームを買う場合、売りに出したら売れるか?は非常に重要です。

たとえ、売るつもりは1ミリもなくてもね!

sonic

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というのも、万が一住宅ローンを払えなくなったら手放す=売る必要があるからです。

このように、マイホームを選ぶときには「この物件を買っても、売りたいときに売れるのか?」という視点で選ぶことは非常に重要なのですが…

特に転勤族の場合、転勤になったら単身赴任せずに「マイホームから家族全員で離れる」というケースもあるでしょう。

そんなときにでも「売る」という選択肢をとれるように、転勤族がマイホームに選ぶなら中古マンションがおすすめなのです。

2. 貸すという選択肢もあるにはある

万が一マンションに住まなくなった場合、売るだけでなく「貸す」という選択肢もあります。

その点、マンションは売買の需要だけでなく「借りたい」という人も多いので、転勤族のマイホームにマンションという選択肢はとてもおすすめなのです!

とはいえ貸す場合を想定しつつマイホームを購入する場合、以下のような注意点も。

マイホームを貸した場合の注意点
  1. 物件を貸した場合、銀行側から住宅ローンの一括返済を求められる場合がある(⇒フラット35ならセーフなことも)
  2. 本人が居住しない間は、住宅ローン控除の適用が受けられない(⇒戻って住めば適用OK)

このように、マイホームはただ貸せばいい!というわけではないんですよね。

意外とデメリットもあるので、もし住まなくなった場合に「貸す」という選択肢も考えているなら、注意点も頭に入れておいてください。

中古マンションを買う場合のデメリット

中古マンションを買う場合のデメリットを2つ挙げておきます。

  1. 都市部のマンションがなかなか買えない
  2. 修繕積立金の管理が甘い物件がある

1. 都市部のマンションがなかなか買えない問題

これが最大のデメリットでしょう。

都市部のマンションがなかなか買えない問題

最近は都市部のマンション価格が高騰しています。そのため、

「高すぎて買えない」

「ほしかった物件を見つけたけど、先に買われてしまった…」

なんてことも実はよく聞くんですよね…(泣)

そんな場合、先に綿密なライフプランを立てておいて、いくらまでの予算なら即決してもOKか?事前にシミュレーションしておきましょう。

そうすれば、内見→即決しても大丈夫です!

運命の物件を見つけたけど、すぐに買わなければならないという場合に備えて、ライフプランのシミュレーションをしてみてください。

→ライフプラン作成のご相談はこちら

2. 修繕の状況は要チェック!

そもそも中古マンションを買いたいと思ったら、部屋だけの状況だけでなく、マンション全体の管理状況も要チェックです。特に、

  • 大規模修繕はきちんと行われているか?
  • 積立金は足りるのか?

など、修繕の状況は必ず確かめておいてください。

特にマンションの場合、住民のみんなが相談しながら定期的に大規模修繕を行なっていかなければなりません。

中古マンションを探していると「修繕積立金が安いマンションを見つけた♡」なんてこともあるかもしませんが、後で修繕費用が足りずに足りない分を請求される、なーんて悲劇も…

そのため、マンションを内覧する場合は部屋の状況だけでなく、マンション全体の管理状況も必ずチェックしてから購入するようにしましょう。

とはいえ、住みたい物件を買うのが正解

今回は転勤族が中古マンションを購入する場合のメリット・デメリットをお伝えしました。

転勤族がマイホームに選ぶなら、中古マンションという選択肢は実はかなりおすすめです。

とはいえマイホームというのは、自分たちがほしい物件を買うべき!

別に中古でなくても新築分譲マンションでもいいですし、注文住宅だっていいわけです。

当記事では、物件の売りやすさとかいろいろ言いましたけど、最終的には「自分たちがほしい物件を買う」のが正解ですからね。

sonic

sonic

こんなに中古マンションを推してますが、うちは戸建てに住みたかったので建売を買いましたもん!

他の物件を買う場合のメリット・デメリットはこちらの記事にまとめました。まだ他の物件とも悩んでいる方は、こちらの記事をぜひご覧ください。

sonic

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ファイナンシャルプランナー

転勤族育ち、転勤族の夫と結婚したファイナンシャルプランナー。2019年に念願のマイホームを購入しました。

当ブログでは、転勤族でもマイホームを購入できた体験談をもとに、金融や不動産などの専門知識を交えながら、転勤族のマイホーム購入に役立つ情報をお届けしています。

>> マイホーム購入体験談はこちら

(保有資格)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
住宅ローンアドバイザー

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