転勤族は注文住宅を買ってはいけないって本当?後悔する前に知っておくべきこと

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転勤族だけど注文住宅を建てたい♡でもこのまま契約しても大丈夫かな…と迷ってはいませんか?

実は転勤族の場合、注文住宅を建てる場合にはいくつか気をつけておかなければならないことがあるんですよ!

そこで今回は、転勤族が注文住宅を建てる場合の注意点を

  • 一般的に注意するべきこと
  • 転勤族が特に注意するべきこと

の2本立てで解説したいと思います。

注文住宅を契約する場合の注意点

まず一般的に注文住宅を建てる際、注意するべきポイントを3つご紹介します。

  • 建築コストがふくらみがち
  • こだわりいっぱいの間取りは、むしろ危険
  • 工期が延びがちな件について

1. 建築コストが膨らみがち

注文住宅を建てる場合、いろいろな希望をつめていくと建築コストが膨らんでしまいがちです。

そうなると怖いのが、予算オーバーしてしまうこと。

もちろん現実的には妥協できる点を見つけつつ、なんとか予算内におさめていくのが理想的ですが…

ここまできたから、多少の予算オーバーくらい、えぇいっ!!で目をつぶってやり過ごすと、その後の家計に響くのは一目瞭然ですよね(。-∀-)

そのため、注文住宅を建てる場合は予算内におさめることを目指しましょう。

2. こだわりいっぱいの間取りは、むしろ危険

インスタとか見ると、こだわりいっぱいの間取りは正直うらやましいなと思うことはあります。

しかし、あまりにも間取りにこだわりすぎると、いわゆる「万人ウケ」しない間取りができあがってしまうんですよね。

別にマイホームを手放す予定がないなら別にいいのですが、万が一売却する必要がでてきたときに、こだわりすぎた間取りだとなかなか買い手が見つからないことがあります。

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たとえば二世帯住宅と一般的な3LDKの住宅、需要の多さを考えると一般的な3LDKの住宅の方が売りやすいですよね!

そう考えると、正直売りやすいのは万人ウケする間取りなんですよ…(´;ω;`)

せっかくの注文住宅なのに無難すぎる間取りにしても面白くないですが…

間取りでこだわりすぎるのはむしろ危険な場合もあるよということだけでも、頭の中に入れておいてください。

3. 工期が延びがちな件について

※画像はイメージです

天候や建築資材の調達状況などから、注文住宅は工期が遅れることがあります。

工期が遅れると引き渡しが遅くなり、次のような「余計なコスト」がかかってしまうことも…

余計なコストの例
  • つなぎ融資を借りている場合
    長く借りる必要があるので、ムダな利息を払うことに…
  • 引き渡しが年明けにズレこむ
    住宅ローン控除の適用時期が1年ズレるだけで、税制の内容が変わって損することも…

このように工期が遅れると金銭的にも負担増となる場合があるので、ご注意ください。

転勤族が特に注意するべき3つのポイント

ここまでは注文住宅を建てる場合の一般的な注意点を解説してきました。

これに加えて、転勤族が特に気をつけなければならない点があります。それが

遠方の土地に建築する場合です。

転勤族といっても、今住んでいるところの近くで土地を購入して注文住宅を建てるなら、なんら問題はありません。

しかし、今住んでいるところは別のエリアに家を建てたい!という場合は要注意。

例えば、今住んでいるのは赴任先だけど、マイホームは地元に戻って建てたいというケースが考えられます。

こうなると、注文住宅のハードルはかなり上がるんですよ!

具体的にどう大変なのか?というと…

  • ハウスメーカー・工務店との打ち合わせが大変
  • 工事の進捗状況を確認できない
  • 住宅ローンの契約の問題

それでは、詳しくみていきましょう。

1. 遠方の打ち合わせが大変

注文住宅の場合、間取りからフローリングの床材、壁紙、キッチンなどの住宅設備まで、すべて自分たちで決めていかねばなりません。

それを毎回打ち合わせしていかなければならないのです。

それが遠方からとなると…うーん、やはり大変ですね(。-∀-)

2. 工事の進捗状況を確認できない

注文住宅の場合、工事の進捗状況を逐一確認していくことは重要です。

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よく、大工さんに差し入れしているじゃないですか?そう、あれです!

業者さんに完全におまかせでもいいですが…やはり施主のチェックが入るかどうか?は結構大事だったりします。

もちろんプロですから手抜きなんてことはあまり考えたくはありません。ですが、大工さんたちも人間です。

「ここの施主は何の差し入れもないな」なんて思われたら心証はよくないですよね。

遠方に注文住宅を建てるということは、こういった隠れたリスクもあるということは知っておいてください。

3. 住宅ローンの問題

注文住宅は、途中で何回か支払いをする必要があります。例えば、

  • 土地の購入費用
  • 工事着手金
  • 建物中間金

など複数回にわたって大きな金額を支払うことになるんですよ。そのため注文住宅は

  • 分割融資に対応している銀行
  • つなぎ融資の取り扱いがある銀行

これらの銀行から住宅ローンを借りる必要があるんですが…

実は金利の低さで人気のネット銀行は、基本的にこれらの融資方法に対応していません。

そうなると、多少金利が高くても対応してくれるメガバンクや地方銀行などから借りる必要があります。

さらに、これら住宅ローンの契約をするにしても

その銀行まで行って手続きする必要があるんです!

このように、注文住宅は住宅ローンの関係でもいろいろと大変なので注意してくださいね。

遠方の土地に注文住宅を建てる場合は要注意!

今回は転勤族が遠方の土地に注文住宅を建てる場合の注意点について解説しました。

転勤族といっても今住んでいるエリアに建てるなら、そこまでハードルは高くありません。

しかし、遠方に建てる場合はかなりハードルが上がります。

実はうちも注文住宅を検討したのですが、ハードルが高すぎてあきらめました…

とはいえこれらの諸問題をクリアできるなら、注文住宅を購入しても大丈夫です。

ぜひ、夢のマイホームを手に入れてくださいね♡

以上、今回の記事が参考になれば幸いです。

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なお今回の記事を読んで「やっぱり注文住宅はやめて他の物件にしようかな…」という方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。物件タイプ別のメリット・デメリットをまとめています。

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ファイナンシャルプランナー

転勤族育ち、転勤族の夫と結婚したファイナンシャルプランナー。2019年に念願のマイホームを購入しました。

当ブログでは、転勤族でもマイホームを購入できた体験談をもとに、金融や不動産などの専門知識を交えながら、転勤族のマイホーム購入に役立つ情報をお届けしています。

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(保有資格)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
住宅ローンアドバイザー

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