転勤になったらどうする?転勤族がマイホームを購入した後の生活を徹底考察

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このままマイホームを買ってもいいものか?多くの方が悩むポイントではあります。

特に転勤族が家を購入する場合、一番気になるのが、

マイホームを買った後に転勤になったら、どうする?

というところだと思うんですよね。

そこで今回は、転勤族がマイホームを購入した後の生活について解説したいと思います。

転勤になっても、一緒に暮らす場合

マイホームを買った後に転勤になっても家族みんな一緒に暮らす場合、選択肢は以下の3つです。

  • 家を売却する
  • 家を貸す
  • 転職する

家を売却して、帯同する

せっかくマイホームを買ったけれど「やっぱり家族は一緒に住みたい♡」ということで転勤先に帯同する場合、

マイホームを売却してしまうのが一番おすすめです。

え?でも、せっかく買ったのに売っちゃった方がいいの?と思っている方。

もちろん賃貸に出してもいいのですが、かなり面倒なのでキレイさっぱり売却した方がいいです!

そのため転勤族がマイホームを買うなら、売却しやすい物件を選ぶべきなんですよね。

とはいえ、持ち家を売るにしても注意点はあります。特に、

  • 今、売却するならいくらで売れそうか?
  • マンションなら売りやすいけど、戸建てならどうかな?
  • 住宅ローンは残らないかな?

などは、十分考えて結論を出すようにしてくださいね。

家を賃貸に出して、帯同する

家は売却するだけでなく、賃貸に出すという手もあります。しかし、

「貸せばOK」って安易に考えるのは、正直おすすめしません!

最近では低金利で借りられる住宅ローンですが、賃貸に出す場合は住宅ローンを使えないんです。

でも最初は住んでいたわけだから、そのまま借りておけばOKなんじゃないの?って思った方。

銀行にバレたら、一括返済させられる場合も…( ゚Д゚)

他にも賃貸に出すというのはいろいろと面倒な点もありますので、その辺を覚悟できないなら売却しちゃった方が楽かなとは思います。

いっそのこと転職するのもあり!

ここまでは家を手放すか、一時的に離れるといった選択肢をご紹介してきました。

とはいえ一緒に暮らしたいなら、何もマイホームから離れるだけが選択肢ではありません。

マイホームから通えるところに転職するのもありだと思います!

これね、意外とみんな考えないことなんですけど、今や転職も珍しくありませんよね?

  • せっかく購入したマイホームに住み続けたい
  • でも、家族は一緒に暮らしたい

と考えるなら、いっそのこと転職も視野に入れて動くことをおすすめします。

sonic

sonic

転職によって年収が下がっても、転勤がなくなることによって共働きが可能になるなら、その方が家計的にもプラスになる場合だってあるよね!

転勤になったら、別々に暮らす場合

マイホームを買った後に転勤になったら別々に暮らす、つまり単身赴任する場合。本当に生活していけるのか?生活や家計の面でいろいろ心配ですよね…

そこで、単身赴任する場合の問題点を3つピックアップしてみました。

  • ワンオペでも生活はやっていける?
  • 妻の働き方はどうする?
  • 生活費のやりくりは?

ワンオペでも生活はやっていける?

単身赴任になった場合、マイホームに残る方はワンオペで家事・育児をこなさなければなりません。

うちも単身赴任なので、私(妻)がワンオペで家事・育児を担っていまため、ワンオペでの生活も不可能ではないと言えますが、

正直この生活を誰にでもおすすめできるか?といえば…

おすすめはしません!(断言)

そもそもうちの場合、帯同していたころから夫の仕事が忙しすぎて帯同していたころからワンオペだったんですよね。

そのため離れて暮らしてもあまり生活は変わらないので、そこまで心配はしていませんでした。休日や、万が一トラブルが起きた場合は大変かなぁというくらいですね。

もし実家が近ければ、実家に助けてもらうという選択肢もあります。ワンオペで生活していくのが不安なら、実家の近くに家を買うのはありだと思いますよ。

妻の働き方はどうする?

単身赴任を選ぶ場合、妻の働き方はどうする?という問題があります。(妻が単身赴任して夫が残るケースもあると思いますが、その場合は妻→夫に読み替えてください)

もちろん、ワンオペで家事・育児を担いながら働けるなら問題はありません。

しかし子供が小さいうちは何かと手がかかりますし、家事・育児を1人で担いながら仕事もするって…

正直ハードモードですよ…(;´・ω・)

ここで「やっぱり私には無理かも」と思うなら、マイホームを売って帯同するのもいいですし、転勤を断って転職してもらうのもあり。

あなたがもしマイホームを買う前なら、いっそのことマイホームを買うのを見送るのもいいでしょう。

ちなみにうちの場合、私(妻)も働きに出たいけれど、頑張りすぎると生活が破綻する予感しかないので、今はセーブしています。

sonic

sonic

とはいえ完全に働かないのも無理なので、扶養内のフリーランスとして在宅ワークで働いています。

生活費のやりくりは?

単身赴任となると、生活費が二重でかかる点も心配ですよね…

これは転勤を断らない以上、どうしようもありません。

そのため転勤族の方がマイホームの購入予算を考えるときは、そもそも転勤族でない方の予算額を参考にしてはダメなんです。

生活費が二重でかかってもやりくりできる前提で、マイホームの予算を決めてください。

参考までにうちは、

  • 単身赴任になると生活費が二重でかかる
  • ワンオペになるため、妻(私)の収入アップをすぐには期待できない

といった点から、マイホームの予算はかなり下げて現実的にやっていけるラインを探しました。

夢のマイホームにお金をかけるのもいいですが、その後の生活も成り立つか?どうかは必ず考えるようにしてください。

単身赴任になった場合のライフプランも考えておこう

転勤族でもマイホームを購入するのは、何ら問題はありません。

ただし、マイホームを買った後に転勤になった場合のシミュレーションは必須です!

ちなみに家を購入した後に転勤になってしまった場合、何も単身赴任するだけが選択肢ではありません。売却してもいいし、転職して一緒に暮らしてもいいわけです。

とはいえもし単身赴任を選ぶ予定なら、本当に生活や家計がまわるかどうか?

ライフプランを作って確認しておくことをおすすめします。

なお、私もライフプラン作成のご相談を承っております。住宅を販売しない立場だからこそ可能なアドバイスも盛りだくさん!

ぜひ一度、ご相談くださいね。

sonic

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ファイナンシャルプランナー

転勤族育ち、転勤族の夫と結婚したファイナンシャルプランナー。2019年に念願のマイホームを購入しました。

当ブログでは、転勤族でもマイホームを購入できた体験談をもとに、金融や不動産などの専門知識を交えながら、転勤族のマイホーム購入に役立つ情報をお届けしています。

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(保有資格)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
住宅ローンアドバイザー