まずは何から始めるべき?転勤族がマイホームを買うまでの流れを解説します

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転勤族だけど、そろそろマイホームを買おうかなって思っていませんか?

そこで当記事ではマイホームを買うまでの流れをご紹介します。

特に転勤族の場合、マイホームを探す前に必ず考えておくべきことも存在するので、ぜひ最後までご覧ください。

マイホームを探す前に考えておくべき3つのこと

転勤族の方がマイホームを探す前に考えておくべきことは、以下の3つです。

  • マイホームを購入する時期
  • マイホームを購入する場所
  • マイホーム購入後のシミュレーション

それでは解説していきたいと思います。

1. マイホームを購入する時期

これは転勤族に限った話ではないんですが、マイホームを購入する時期は考えておきたいですね。

たとえば、

  • 子供が小学校に上がる前にマイホームがほしい
  • 家賃補助や単身赴任手当などの関係で、数年以内に買いたいと思っている
  • 転勤のスパン的に、そろそろマイホームのタイミングだと思った

などで、マイホームの購入時期を考える方も多いと多いと思います。

この他にも、住宅ローンの金利や住宅ローン控除の制度も、1年かわるだけで結構変わることもあるんですよ。

そのため、どの時期に購入するのがいいのか?は考えておいてください。

2. マイホームを購入する場所

次にマイホームを購入する場所を考えてみましょう。

  • 今住んでいるエリアが気に入ったから、この辺で買いたい
  • 地元に戻る予定なので、地元に建てたい

はい、これは正直どれでも大丈夫です。ただし、

万が一、売ろうと思ったら売れる物件でないと危険です!

厳しいことをいうようですが、たとえ地元が気に入っているからといって、将来的に値段がつかなそうなエリアなら、正直よく考えた方がいいかなと思います(;´・ω・)

3. マイホーム購入後のシミュレーション

3つ目は「マイホーム購入後のシミュレーションをしておくこと」です。たとえば

  • 住宅ローンは返していけそうか?
  • 単身赴任になってもやっていける?
  • 転勤先についていくなら家は売る or 貸す?

など、ライフプランを作って確認してみましょう。

ライフプランってこういうやつね☝

実はライフプランまで立てずに、ざっくり家計のやりくりできるか?だけを確認してマイホームの購入に踏み切る方も多いですが…

将来的に単身赴任になって、生活費が二重にかかってもやっていけますか?

購入予算をそんなに上げても、老後資金まで確保できますか?

マイホームを買う前に確認しておいた方がいいですよ。

マイホームとなる物件を探そう!

マイホームの購入時期や買う場所、予算の上限が決まれば、次はマイホームとなる物件を探していきましょう!

ライフプランさえ立てておけば、予算の上限も把握できているので、あとは探すだけに集中できますよ。

注文住宅の場合

ちなみに注文住宅の場合、住宅メーカーが決まっていなければ、土地探しと同時に住宅メーカーを探す必要があります。

ここで注意しておきたいのが

最初に住宅展示場へ行くのはおすすめしない、ということ。

もちろんモデルハウスを見たら具体的なイメージもふくらむとは思うんですけど、そもそも住宅展示場のモデルハウスって豪華な仕様なものなので、先に見てしまうと

予算オーバーの物件でもほしくなってしまうんですよね…(怖)

一番怖いのが、予算オーバーなのに背伸びして契約してしまうこと。そのような失敗を防ぐための方法は、こちらの関連記事にて詳しく解説しています。

新築マンションの場合

新築マンションを買うと決めている場合、気に入った物件が見つかったら申し込みすればOK!

ただし新築マンションの場合、完成するまでの期間が長いので、引き渡し時期には気をつけるようにしましょう。

sonic

sonic

引き渡し時期がずれると、住宅ローン控除の適用時期もズレてくるので気をつけて!

中古マンションや建売・中古住宅の場合

中古マンションや建売・中古住宅を探す場合、立地には絶対にこだわるようにしてください。

物件探しの前に予算の上限は決めているはずですので、もし「これは理想的な物件だ!」と思える物件が見つかったら即決してもOKですよ。ちなみにうちは即決しました(笑)

その上で、気に入った物件が見つかったら仲介会社(不動産屋)を通して購入することになります。

これらの物件を購入する場合、基本的に「仲介手数料」が必要となるので諸費用に入れておくことをお忘れなく。

SUUMOなどのネットで
物件を探している方へ

実は仲介手数料が無料になる不動産会社から買うと、100万円以上節約できる場合があります。詳しくはこちらの関連記事をご覧ください。

申し込み~契約~引き渡しまでの流れ

さて、買いたい物件が決まったら購入の申し込みをしていきます。

ちなみに申し込み~引き渡しまでの流れは、以下のとおり。

申し込み ⇒ 契約 ⇒ 決済 ⇒ 引き渡し

なお、注文住宅の場合は、

土地:売買契約⇒土地の決済⇒引き渡し

建物:間取りの打ち合わせ⇒工事請負契約⇒着工⇒完成・決済⇒引き渡し

というように、土地探しや住宅メーカー探しを同時に行っていく必要があります。

住宅ローン選びのコツとは?

マイホーム選びと同じくらい難しいのが「住宅ローン選び」ではないでしょうか?

住宅ローン選びのコツはずばり、

借りられる金額ではなく、返せる金額を借りることです!

特に転勤族の場合、いわゆる「属性がいい」方が多いので銀行側としてもたくさん貸してくれるんですが、現実的に返せる金額におさえるのがポイントなんですよね。

詳しくはこちらの関連記事をご覧ください。

転勤族のマイホーム購入は慎重に!

今回は転勤族がマイホームを購入するまでの流れをざっくりご紹介しました。

マイホームを購入するには転勤族でなくても綿密なシミュレーションは必要です。

しかし、転勤族の方の場合は「転勤」というライフプラン上大きなリスクを抱えているので、転勤族でない方のようにざっくりとした資金計画のままGOすると

大変なことになるかもしれませんよ…

もしマイホーム購入前にライフプランを作ってみたいと思ったら、マイホーム購入のご相談も受け付けております。

私は不動産を売らない立場だからこそ、相談しやすいという面もあると思いますので、お困りの方はぜひ一度ご連絡ください。

sonic

sonic

ファイナンシャルプランナー

転勤族育ち、転勤族の夫と結婚したファイナンシャルプランナー。2019年に念願のマイホームを購入しました。

当ブログでは、転勤族でもマイホームを購入できた体験談をもとに、金融や不動産などの専門知識を交えながら、転勤族のマイホーム購入に役立つ情報をお届けしています。

>> マイホーム購入体験談はこちら

(保有資格)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
住宅ローンアドバイザー