「転勤族だけど、いつかはマイホームを買いたいな」って思ってはいませんか?
でも転勤族の場合、その「いつ」を決めるのが難しいんですよね…(;´・ω・)
そもそも家を買うベストなタイミングというのに正解はありません。
転校させるのはかわいそうだから、子供が進学する前がいいという人もいれば、高学年までは帯同するよ!という方、そもそも定年してから買えばいいのでは?という方も…
答えはご家庭の数だけあります!
とはいいつつそれだと解決にはならないので、この記事では「いつ家を買おうか?」迷っている転勤族のために問題点を整理してみました。
目次(気になるとこをタップ)
転勤族がマイホームを購入を考えるタイミング
一般的に、転勤族の方がマイホームを考えるタイミングをピックアップしてみました。
- 子供を転校させたくない
- 転勤のタイミング
- 手当の問題
- 今、住んでいるエリアが気に入った
- 定年退職
子供を転校させたくない
ずっと転勤についていきたいと思っていても、一番気になるのが子供の転校問題ではないでしょうか?
- 小学生のうちは転校させても問題ない?
- 受験への影響は?
など、こればかりは地域や子供の特性も絡んでくるので一概に「これがいい」とは言えないのですが、マイホーム購入時期を考える上でははずせない問題ですよね。
また子供の教育面でいえば、引っ越してしまうと障害支援もリセットされます。
たとえば子供の療育や発達支援、医療の充実度、自治体の補助など…
転勤先の受け入れ条件がいいなら話は別ですが、いったんリセットされると親子ともども苦労する可能性が…
そう考えると、転勤についていくよりも環境を変えない方を選ぶ方がメリットが大きい場合もあり、なんとも難しいですよね(;´・ω・)
転勤のタイミング
マイホームの購入時期には、転勤のタイミングもかかわってきます。
たとえば次の転勤で地元に戻れそうだから「それまでは家を買わない」というのも賢い選択だと思いますよ。
でも、そういうときに限って希望のエリアとは別のところに飛ばされる…
なーんてこと、ありませんか?(;^ω^)
このように転勤するにしても、どこまで希望通りにいくか?は会社しだいなところも。
あまり希望どおりの転勤が叶わないけれどマイホームがほしいなら、ある程度の思い切ったプランも必要なのかなと思います。
手当の問題
マイホームの購入時期を考える上で「会社からの手当」の有無も重要ですよね。
例えば、何歳以上で住宅補助や家賃補助が打ち切られるとか、特定の条件以外だと単身赴任手当や帰省手当が認められないなど…
会社都合で転勤させられてるのに、なんて理不尽なんだ…ヽ(`Д´)ノ
とは思いますが今の会社で働き続ける以上、従わざるをえません。
これら手当の支給条件を踏まえた上で、今、家を買うのがベストなのか?もう少し帯同を続けた方がいいのか?よく検討してみてくださいね。
sonic
ちなみにこれら手当がつくと年収が上がり、諸々も所得制限に引っかかるという場合もあるので気をつけて!
今、住んでいるエリアが気に入った
ずっと転勤についていくつもりだったけど、今住んでいるエリアがめちゃくちゃ気に入ってしまった場合。
これはもう、マイホームを買ってもいいと思いますよ!
実際に住んでいるなら、その土地の住みやすさや物件の相場観などわかるので、正直に言ってこのタイミングは家を買うのにベストなタイミングだと言えるでしょう。
もちろん「実家から遠いからどうしよう…」という理由で悩む方もいるかと思いますが、そもそも私は「住みたい場所に住む」のが正解だと考えています。
もし今のエリアにマイホームを買う場合、
- ずっと定住する予定→注文住宅を建ててもOK!
- 老後は地元に戻る→売却しやすい物件を購入する
など、ライフプランに合わせた物件選びをおすすめします。
定年してからの購入
現役のうちは転勤があるから、いっそのこと「定年してから家を購入すればいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。
基本的に私は「マイホームはほしいときに買えばよし」と思っている派ですが、定年するまで待ってから購入するという考えにも賛成です。
ただし定年まで待つと、住宅ローンを組むのが難しい場合も。
そこで現金一括での購入が視野に入るかと思いますが、ずっと賃貸で暮らし続けた上で、
マイホーム購入予算、本当に残しておけますか?
なお心配であれば、一度ライフプランを作ってみてください。ライフプランを作れば、定年時にどれだけの金融資産が残るか?シミュレーションすることが可能ですよ。
わが家は転勤のタイミングを無視して決めた
ここで転勤族でもあるわが家がどんなタイミングでマイホーム購入を決めたのか?エピソードを紹介させていただきますと…
転勤のタイミングは全無視で決めました!
(そもそも単身赴任でもいい!という強気の戦略だったので…)
というのも、うちがマイホーム購入に踏み切ったのには
- 子供を転校させたくない
- 税制面もお得なうちに買いたい
という理由があったからなんですよね。
最初から単身赴任でもOKと割り切れる方は少ないかもしれませんが、実際に定住して思ったのは
転勤に振り回されない生活、最高です(*>ω<)b グッ
住宅ローンを借りる年齢は関係ない
マイホームの購入時期に、住宅ローンを借りる年齢を気にしている方は多いのですが、基本的に借りられる年齢ならあまり気にしなくてOKです。
というのも年齢が若くないと返済期間を長く取れないという話だと思うのですが、それまでに頭金を用意しておけば済む話。むしろ、
返済期間が短いけれど、借入額も少ない
状態にできれば同じ話なんですよね。
むしろ気にして欲しいのが、健康状態です。
住宅ローンを借りるときは基本的に団信に加入することになりますが、この団信というのは「保険」なので健康状態が悪いと入れなくなっちゃうんですよね。
そのため、住宅ローンを借りる予定なら健康状態には気をつけるようにしてください。
お得にマイホームを買いたいなら、制度も重要
お得にマイホームを買いたいなら、住宅ローン控除などのお得な制度がいつまで使えるか?を押さえておく必要があります。
とはいえこれらの制度、いつまでもある訳ではありません。
住宅ロール控除に関しては、今は令和7年まで発表されていますが、その後も同じように続くのか?反対に制度が廃止されるのか?まったくもって未知数です。
また住宅ローンの金利も今はまだ低いですが、これもいつまで続くとは限りません。
つまり、いつまでもお得に買える訳ではないということ。
これらを踏まえて、ここ数年以内にマイホームがほしいなら、お得な制度がいつまで使えるのか?もあわせてチェックしておくといいでしょう。
ベストな時期を見つけるならライフプランを作るべし
転勤族はいつ家を買えばいいのか?という問題は、非常に難しいもの。とはいえ、いつまでもウダウダ悩んでも話は進みません。
そこで一度、「ライフプラン」を作ってみませんか?ライフプランを作ることで、
- ずっと賃貸でいくパターン
- 今、マイホームを買うパターン
- 定年後に家を買うパターン
など、さまざまなプラン比較すると見えてくる未来もありますよ。
なお、私も住宅購入に関わる資金計画やライフプラン作成のご相談を承っております。住宅を販売しない立場だからこそ可能なアドバイスも盛りだくさん!
ぜひ一度、ご相談くださいね。
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